大学で「地域活性化」を学んでいる福知山公立大学の学生さんと連携し、これまでも彼ら自身が企画・デザインした酒を製造してきました。また原料には、綾部高校の生徒さんが作ったお米を使用しています。今後の日本酒業界の振興を学生さんと一緒に考えることで、彼らが地域活性を学べるのはもちろん、若い人たちが日本酒を知る機会になると思っています。
今回の天酒まつりでは、これまでコラボしてきた学生さんたちがボランティアとして多く参加してくれる予定です。当日、販売などのスタッフとしてはもちろん、学生さんが企画した酒カクテル等、商品開発にも関わってもらっています。これまでのコンセプトである「のんびりゆったりまた綾部に来たくなる」という想いはそのままに、より地域密着性を高めたイベントにしていきたいと想います。
日本酒/
有料試飲:今年の産学連携PJでできた「沾水(5/10発売)」、純大 丹の国、大吟 星降る夜の夢、純大 綾小町、純吟 綾音、純吟 沾水、純米 綾小町、原酒 綾小町
無料試飲:普通酒
瓶売り:通常商品全品
ソフトドリンク/※検討中
カフェ プント 牛筋煮込み
いい満 キッチンカーで窯焼きピザ
麺FCTORY JAWS ZERO 味玉、チャーシュー
FunFACTORY メロンパン、わらび餅
Synapse Roastery ナッツ、コーヒー、ソフトドリンク
あぶり屋 チキン、厚揚げ
京のごはんや 田舎惣菜セット
その他調整中
お土産・いっぷくせんべい半月庵、他
酒蔵見学、福知山公立大学生による「酒カクテルの提案」
※内容は変更になる場合があります。
いい物を作ってできるだけリーズナブルに売ることではあるのですが、作りと商売は全く別物になってしまうので出来るだけニーズに応えたい、プロダクト側にならないようにしています。
これは美味しい酒だではなく、お客さんのこういうのが欲しいなどの声をきくこと、今までの味は絶対守らなければいけないけど新しい味は探していかなければいけない、基本はお客さんの声を聞きながらさらに付け加えていくと今のニーズにあった酒に、時代にあった酒をつくることができると思います。
年何回かプロモーションで伊勢丹に出品しているのですが、5~6年前まで淡麗辛口1本でしたが、甘口がいいという声が増えてきたのでそういうのを作ってみようと思い作ったのが辛口でも甘口でもない旨口のお酒です。あんたのとこのは美味いのはわかってるけど高い、人が来た時に飲む物、身近にあったはずの地酒が安い紙パックの製造酒などが出回っているのもあり、高いイメージやブランドになってしまっています。
その為にも、今純米至上主義になってるのでもっと本醸造のことなどを知ってもらいたいと思っています。アルコールを添加してるから悪いわけではなくて今添加してるアルコールもサトウキビ100%で作られています。10年前に酒税法が変わって米1000キロあたりに添加して良い量も決まっています。メーカーである側がちゃんと説明してあげないとダメだと思っています。
醸造アルコールのメリットは、飲み口がスッキリする、香りが立つ・賞を取るのはアルコールを添加してある方の大吟醸であることが多いです。純米は味が濃いので重たくなってくるけど本醸造だとそれがないので飲みやすく、コストパフォーマンスは一番バランスが取れていると思います。
濃い感じ、吟醸酒あやねもしっかり味をだしつつ甘みも残そうとしたらバランスが取れて甘口になりました。うちはもともと甘口だったのを、辛口に移行してきたのですが、水が軟水なのでやわらかいというか甘いという印象を持たれていると思います。
麹ができたらお酒はできたような物だからいい酒ができるのは経験的にわかる、いい麹が作れるようになれば美味しいお酒ができる、全ての発酵のもとが麹なのでいい麹をつくらないとダメ、杜氏さんも普通なら目で見て盗めだったけど、後継者が居なかったのもあり全て教えてくれました。
最初2年は丹波杜氏で、その後5年但馬杜氏で教えてもらいました。丹波が灘の大手にいってる方が多いので淡麗で辛口、但馬は町の蔵に行ってる人が多いのでしっかりしたお酒を作ります。
発酵の管理の仕方、麹の作り方の仕方で変わるのですが、反対に近い作り方を両方教えていただいたことで作れる味の幅も広がりました。但馬の杜氏に言われたのが朝一に表面をみて泡の感じで状態把握、味見をして酸の感じも確かめること、数字ではなく長年のカンと経験で作る、ただ数値を追いかけて作るのではなく半々くらいで作っています。
教えてくれていた杜氏さんが一昨年とか大吟醸をやってる間はきてくれて、ほぼ徹夜状態で番をしてたのを変わってくれたり、杜氏さんに言われたことが自分でやってみてわかるようになり、専門的なことも聞けるようになったのでありがたかったです。
綾部に1軒だけになったのもあると思いますが、みんな一所懸命です。宣伝しつつ輪が広がっていく、心強い仲間がいっぱいいるのが心強いです。
京都府中部から北部日本海にそそぐ由良川沿いにあり、その伏流水で醸される。自然豊かな綾部市周辺は米の一大産地でもあり、その良質な米を活かす為、創業以来の手作り・手作業にこだわる。
原酒の持つ力強さ由来の切れのいいアルコール感が前面に出てくるタイプが多い。精米歩合にもよるが全般的にスッキリとした喉越しが特徴で、料理に合わせやすい酒質のものが多い。
酒蔵名 | 若宮酒造 |
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住所 | 京都府綾部市味方町薬師前4 |
創業 | 大正9年(1920年) |
TEL | 0773-42-0268 |
FAX | 0773-42-0268 |
アクセス | JR綾部駅よりあやバス約7分 ◯バス乗降場所は「臨時蔵間バス」のページへ ◯駐車場情報は「交通アクセス」のページへ |
URL | https://www.wakamiyasyuzou-kyoto.com/ |
代表銘柄 | 綾小町 |