白木久
SHIRAKIKU
白杉酒造株式会社
《京都府京丹後市》 酸づかいのファンタジスタ
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食用米だけで造る地酒と
食のマリアージュ。

酒蔵のオープンカフェでスイーツと日本酒のマリアージュを。
白杉酒造は仕込み水が非常に軟水なことからとても柔らかくまろやかなお酒になることが特徴で、丹後産コシヒカリ100%使用した日本酒にこだわり一般的に使われる酒米は一切使わず丹後産の美味しいコシヒカリのみで作っております。同じ丹後の中でも、蔵の想いや造り手によって、様々な味わいの違いが生まれる日本酒の面白さを酒蔵を巡ることで知り、楽しんでいただけたらと思います。
ぜひ丹後の土地に触れていただき、様々な酒蔵の違いや歴史を感じてください。

当日の催し内容

決定次第公開させていただきます。

過去、人、未来を繋ぐ酒造り

原料となるお米を作ってくれている契約農家さんから
飲んで頂くお客様へと繋がる橋渡し
いろんな人達の支えのおかげで今がある、
その想いを大事にし次の世代へと繋げていくこと
人、時、町、全てを繋ぐ酒造り。
1777年 (江戸時代) 創業
現当主で11代目になります。

未経験の田舎暮らしで芽生えた想い

いろんな人の支えのおかげで16年間くらいやってこれているのでその人達の想いを大事にしたいというのがあり繋がりを意識しています。
22歳の時、後継者が居なかった叔父の養子として後を継ぐ為に丹後の白杉酒造にきたのですが、ここに住んでいなかったのもあり何も経験した事のない酒造りと田舎暮らしに結構苦労しました。
最初の頃は会話の中でのイントネーションの違いなど、こちらの言葉を使わないと会話が切れてしまう気がして嫌で、頑張って丹後弁を覚えようと努力をしていましたがある人に自分の話し方で良いんじゃない?と言われたのもあり引っ張られる事もあるけど良い意味であまり気にしなくなりました。
他所から来た視点で見れているのでここでずっと生まれ育ってきたら当たり前だと思ってしまったと思うけど、第三者の視点で一歩引いて見ることができたので、丹後産の食米100%でというのも見えてきました。
商売的な環境には恵まれていなかったけど丹後という美味しいお米が作れる土地なので、そのお米で作るというのが最大の強みになると想います。

酒米とは異なる強さ

15mくらいの浅井戸から山の水を汲み上げて使っているのですが、軟水はミネラル分などがあまり含まれて無いので引き出す力が強く、水の中に旨味などの成分が溶け出しやすいという特徴があります。そこで食米を使うことにより米の旨味、ふくよかさなども併せ持ち、酒米とは違った強さがあるので、味わいがある料理に合うお酒に仕上がっています。
水の回転も早く新鮮で柔らかい水質となる為、この水があってこそコシヒカリを使ったお酒の香りや良さを引き出せています。

丹後の食米100%へのこだわり

酒米で作ると綺麗でシャープな感じのお酒になるのですが、せっかくお米を使っているのにご飯らしさが抜け落ちてしまうのはもったい無い、丹後という美味しいお米が作れる土地なのでそのお米で作るというのを最大限に生かそうと思いました。
もともと京都産のお米や酒米も使用していて、全部酒米ではなくしてしまうのは大変だったのですが丹後の食米100%で料理に合うお酒を造ろうと決めました。
その結果、コシヒカリで作ったお酒はコシヒカリの良さを、ササニシキで作ったお酒はササニシキの良さを、それぞれのお米ごとの良さが出る他には出せ無い味になり、お酒から丹後のコシヒカリの美味しさや丹後のフードの美味しさをお客さんに繋げて行きたいと思っています。

超軟水の軟らかい仕込み水と
地元産米にこだわる蔵
日本酒ソムリエの酒質チェック

軟水系の多い丹後においても頭一つ抜けた、超軟水の軟らかい仕込み水が特徴。また米も地元産にこだわり、元来酒造にはあまり使われていない関東の「ササニシキ」を、丹後の地で作付から行っている。
軟らかな水起因のしっとりと飲み口の優しいお酒が多い。無濾過生原酒など季節限定のお酒、火入れした通常期のお酒ともその特徴が活きており、軟らかな口当たりと力強いふくみ香を楽しんでほしい。

酒蔵名 白杉酒造
住所 京都府京丹後市大宮周枳954番地
杜氏 白杉悟
創業 安永6年(1777年)
TEL 0772-64-2101
FAX 0772-64-2154
アクセス京丹後大宮駅から車で10分・徒歩23分
URL 白杉酒造Facebookページ
代表銘柄 白木久
 

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